■ホームページ(上) ■ソフトウェア ■VBについて

hmlogo.gif (3796 バイト)

【Visual Basic について】


Visual Basic ホームページへ

《Visual Basic について》

 Visual Basic(以下VB)は、Microsoft社が開発したプログラミング言語ソフトです。VBを使えば、Windows上で動作するソフトを比較的容易に作成することができます。以前は、かなり専門的な知識がないと作成できなかったWindowsプログラムも手軽に作成できるということで、この私もQuick BASIC(MS-DOS) から乗り換えたというわけです。このサイトで公開しているソフトウェアもVBで作成しています。もはやプログラミングは「知識ある一部の人間」のものではありません。「パソコン=ワープロソフト派」の皆さんも、プログラムを始めてみませんか? なお、VBには3つのEditionがありますが、入門から実用までとりあえずは Learning Edition で十分でしょう。

 プログラミングを始めるにあたって、VBが最も適しているかと思います。なぜなら、Basicは古くから標準的な言語として親しまれてきた分かりやすい言語だからです。(私としては、Cなどよりも人間の言葉?に近い文法を使うBasicは、非常に分かりやすい言語です。)ただし、他の言語よりも処理速度が遅いので高度なプログラムには不適当です。(分かりやすいといってもプログラム言語です。ワープロソフトのようにはいきません。他の言語よりも分かりやすいということです。)以前にN88日本語BASICやQuick BASICなど、Basic系言語を使ったことのある方ならば絶対にVBでしょう。VBの文法は、Quick BASICの文法とよく似ているからです。プログラムに関して白紙状態ならば、いっそのこと、CやDelphiもお勧めです。

 

《Visual Basic 6.0 ランタイムについて》

 VBで作成したソフトは、ソフト本体(EXE)だけでは動作しません。(他の言語は単体で動作させることも可能です。)ここがVBの厄介なところです。VBで作成したソフトを動作させるには、VB6.0ランタイムが必要になります。VB6.0ランタイムはパソコン通信やインターネット上、雑誌に添付のCDなどに数多く公開・掲載されていますので、それらを入手してインストールして下さい。

 このサイトでも、VB6.0ランタイムを最低限に絞った形で公開しています。(実はこれは、良いような良くないような・・・。)ファイルは小さくて済むのですが、必要とするファイルが無い場合があるという問題点もあります。また、新たに追加した場合、もう一度、公開し直さなければなりません。(VB6RTEST Ver.2.10からVer.2.20へのバージョンアップがその「良くない例」です。)

 一気に全てのランタイムを入手したい場合は他の場所で探していただくことにして、このサイトで公開しているソフトを動作させるに十分なランタイムは、とりあえずVB6RTESTをインストールすればOKです。

 

《Visual Basicのバージョンについて》

  • Visual Basic 1.0(英語版)。Windows3.0用の開発ツールとして登場した。日本語版は存在しない。当時、主流の開発言語はC言語だったが、従来型の開発手法と比べてその生産性は高く、手軽にWindowsアプリケーションを作るツールとして注目され始めた。動作は遅かった。
  • Visual Basic 2.0(日本語版)。1.0よりも速度を向上させ、より使いやすいインターフェイスにした。Windows3.0A以上で動作し、ハードディスクも6MBでOK。Windows用開発ツールとして脚光を浴びた。私も購入した。
  • Visual Basic 3.0(英語版)。2.0発売半年後、バグ修正を行い3.0となった。3.0からデータベースアプリケーションを作ることができるようになった。日本語版は存在しない。
  • Visual Basic 4.0(日本語版)。Windows95やNTに対応し、32bit化された。(16bit版もあった。)当時のWindows95ブームに乗って、標準的ツールとなった。
  • Visual Basic 5.0(日本語版)。ActiveXテクノロジーを取り入れた32bit開発言語。インターネットにも対応した。言語仕様が細部に渡って強化、高機能化された。
  • Visual Basic 6.0(日本語版)。私も6.0にバージョンアップ。強化点は、IISアプリの開発及びデバッグ機能の追加、DHTMLアプリの開発及びデバッグ機能の追加、ADO及びOLE DBに対応したデータアクセス機能の追加と強化、新しいコントロールの追加と既存コントロールの強化、などなど。最近は、SP5(サービスパック5)。
  • Visual Basic.NET。.NET Frameworkに対応したオブジェクト指向言語へと生まれ変わった。しかし、今までのVBと言語仕様がかなり異なるので(アップグレードウィザードが用意されているほど。)私を含めてVBユーザーは岐路に立たされるはめになる。このまま、Visual Basic.NETを使うか、Visual C#.NETに変更するか。いっそJAVAにするか・・・。
    → 先日、Visual Basic.NETを購入。 .NET Framework 上で動作するソフトをいずれ公開する予定。

return.gif (987 バイト)


■ホームページ(上) ■ソフトウェア ■Visual Basicについて