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Kanji-PRI 活用事例


漢字プリント自動作成を使ってのドリル学習について

 国語の漢字学習で、漢字プリント作成ソフト Kanji-PRI for Windows98/95 を使って漢字テストを作り、授業に活用した。

《事例1》

 Eさんは、漢字ドリルに載っている新出漢字をノートに学習していたが、どれだけ覚えることができたかを知りたくなり、コンピュータで漢字テストを印刷することにした。データの「並べ替え」で順番をバラバラにして印刷をした。別紙に印刷される解答は裏返して席に戻り、テストをしてみた。10問中8問正解。その後、間違えた2問をノートに練習していた。

 漢字プリント作成ソフトは、設定によって答えも印刷することができるので、自分で答え合わせをして確認することができる。自分がテストで試してみたいと思った時にテストができることが良い。しかし、事前にいくつかのテストプリントをマス刷りしておくことと変わらない結果になってしまった。また、操作がやや複雑なので、子どもには難しい面がある。慣れるまでは、担任が横で指示することが多い。

 

《事例2》

 「漢字の学習は楽しくない」と言うMさんに、満点がとれるようになるまで同じ問題を出してみた。数回解いていくうちに、その問題は解けるようになってきた。並べ替えをして出題をすると「先生、順番変えたでしょ」と言いつつも、確実に漢字にすることができた。このような学習をした次の時間、今度は自分でコンピュータを操作してプリントを作り、解こうとする姿があった。「もう一度、5年の最初からやってみよう」と言い、復習がてら学習を進めていった。

 休み時間に、「漢字の勉強は、あまり好きじゃないけれど、テストの紙を印刷してやるのは結構楽しい・・・」と感想を言いに来た。パソコンを児童が自由に操作して自分の進度などに合わせたテストプリントを印刷することで、興味を持った学習が続いた児童もいた。漢字に苦手意識を持つ児童も「コンピュータが作ってくる問題を解こう」という意識からか繰り返し学習ができ、漢字を覚える一手段として効果があったように思われる。

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